富国石材のこだわり

墓石への想い

最近の霊園や寺院で見かけるお墓の多くが、昔と比べ洗練されたデザインになってきたように思います。
同じ設計者として興味があるので、ついつい寄り道をして拝見することも・・・・。

そこで思うのは、何故こうしたんだろう。 こうすればよかったろうに。

等と、よそ様のお墓をけなそうなどという気持ちは毛頭ありませんが、ただ、末代まで残るものなのにどうして多くの設計者は、掃除がしやすく、お年寄りが上り下りしやすい形、あるいは壊れにくい発想、酸性雨の影響をなるべく受けにくくする努力等を出来なかったのか、残念に思うこともしばしばです。

言い換えれば、
「お参りのしやすさ お掃除のしやすさ 壊れにくさ」
最低これらがお墓の設計に際しての基本だと思います。

奇をてらわず、基本を踏まえたうえで、お客様の声を形に出来ることが私達の誇りです。

昔、あるお客様にいただいた言葉です。
「あなたのお母様のお墓のつもりで作って下さいね。」
この言葉を胸に、皆様のお墓をおつくりしています。

石へのこだわり

墓石にとって大敵は、雨水や紫外線です。
近年、雨水は少なからず酸性を示しています。 撥水性(はっすいせい)のない石ですと、雨上がりに水が引かず、石の奥から石をむしばみます。
経年劣化は避けがたいものですが、当社では軽減する努力を怠りません。

石材は一定の評価のあるものだけをご提案しています。
新製品は評価が定まっていないものがありますので、安易にお勧めはいたしません。
また、ひと手間もふた手間もかけて石を加工し、撥水性をよくする工夫をしています。

文字へのこだわり

文字にこだわる原点は戒名にあります。
戒名は仏様と残されたご家族にとってとても大切なもの。

当社では、略字である「俗字」を使わず、正統な「正字」で彫るこだわりがあります。

また、日本の美しい文字を表現するために他石材店よりも深く文字を彫っております。
それらには、高い技術が必要で、彫り上がった時に陰影がついて文字が浮き上がるように見え、品の良さと力強さを感じる仕上がりになります。
「うちのお墓はほかの所と何か違う。どの角度から見ても文字が浮き立ってみえる」とお客様からご好評をいただいております。

なお、「墓石に使われる文字は常に正字を使うという取り組み」がサンケイスポーツ紙(平成11年8月11日付)に取り上げられ、大きな反響をいただいております。

その人に合ったお墓を作る

生きている時は、人は同じではないのに、亡くなった後、なぜ同じ様なお墓に入るのだろう?

富国石材では、ご依頼を受けた時に、お客様の様々なお話をお伺いします
それらを総合して、お墓のイメージを作り、ご提案します。

あくまでも奇をてらわず、お参りされる方が心安らぐ形を目指します。

>> 墓石が出来るまでの流れはこちらから

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